トピックス
■穂積絵莉 全仏オープンダブルス ベスト4
2025-06-10

©Cedric Lecocq FFT
穂積絵莉が、5月28日~6月11日にフランス パリで開催された全仏オープンの女子ダブルスにノルウェーのエイケリ選手とのペアで出場しました。
全仏オープンは、グランドスラム(テニス世界四大大会)の一つで長い歴史があり、穂積は過去にシングルス予選に4回出場、ダブルスは2016年の初出場から数えて今回で8度目の出場となりました。
準優勝をした2018年以来、グランドスラムにはコンスタントに出場してきたものの2回戦の壁を突破できずにいましたが、今大会はその2回戦で第一セットでタイブレークで失ってからの逆転勝利を収めて勢いに乗ると、強豪ペアを相手に勝利を重ね、準決勝に進出しました。
準決勝の相手A. Danilina(カザフスタン)/A. Krunic(セルビア)ペアに対し、第一セットはタイブレークで先取するものの第二セットを3-6で落とします。迎えたファイナルセット、相手のサービスゲームを先にブレークをして先行し5-4とリードする場面もありましたが3ゲーム連取され、惜しくも敗退となりました。
7年前と同じ舞台に立てなかった悔しさが溢れる一方で、多く方々から「感動した」という声をかけていただいたようで、本人が活動理念として掲げるテニスをとおして「人の心を動かす」ことができたことによる満足感も滲ませていました。

<関連記事>
不振の穂積絵莉を全仏4強に導いた新たな師の助言。「自分を褒める言葉をノートに書く」ことで心が前向きに<SMASH>(THE DIGEST) – Yahoo!ニュース